ワイヤレスドアホン(ワイヤレスインターホン)

ワイヤレスドアホンとは、玄関先の玄関子機(ドアホン子機)と室内の親機が、ケーブルでつながっていないドアホンです。玄関子機から親機へ、親機から玄関子機へ無線で電波が送信されます。ワイヤレスインターホンとも呼ばれます。

通常のドアホンは、設置する際に、ケーブルを壁などに埋め込みます。そのため、建物の建築時にドアホンを設置します。もし建物建築後にドアホンを設置するばあいは、壁などにケーブルを這わせる必要があるため、見栄えが悪くなります。

どうしても建築の後でドアホンを設置したい場合や、借家やアパートなどで建物に大きな傷をつけたくない場合に、ワイヤレスドアホンが利用されます。


ワイヤレスドアホンは、ケーブルを這わせる必要がないため、工事がとても簡単です。もし、玄関の子機が超軽量である場合は、ボルトの代わりに粘着テープで壁などに取り付けられるので、建物に大きな傷がつきません。

ただし、玄関の子機を粘着テープで固定したい場合は、雨がかかる場所に固定すると、すぐはがれて落ちてしまいます。設置場所に雨がかかる可能性がある場合は、子機はネジなどでしっかりと固定する必要があります。

ワイヤレスドアホンは、壊れた場合、交換が簡単にできます。引越しなどでの撤去も簡単にできます。

ワイヤレスドアホンには、音声通話だけできる従来型のドアホンのほか、カメラ付きの高級なテレビドアホンもあります。オプションで、カメラ子機を複数台付けたり、親機の他にモニター子機を増設できる製品もあります。また、チャイムを鳴らすだけのワイヤレスチャイム(コードレスチャイム)など安価な製品もあります。

ワイヤレスドアホンは、ケーブルがないため、玄関の子機は電池で動きます。親機は電源ケーブルを使用するタイプと電池で動くタイプの2種類があります。電池式の場合は、電池が消耗していないかどうか、定期的に確認する必要があります。

ワイヤレスドアホンは、設置は簡単ですが、利用できるかどうかをあらかじめ確認する必要があります。というのは、玄関子機と室内の親機の間で電波を発信しますので、その間に厚いコンクリートの壁などの障害物があると、電波を正常に受信できない場合があるからです。

玄関子機や親機からの電波は、屋外にも発信されるので、誰かに盗聴される恐れもあります。ただし、電波を暗号化して発信する製品であれば、盗聴される可能性は格段に低くなります。

ワイヤレスのテレビドアホンは、ケーブル式のテレビドアホンなどと比べると、信号の送信速度が遅くなるので、モニターの画面サイズは小さくなり、また、動きがぎこちなくなります。

ワイヤレスのテレビドアホンの中には、従来の音声のみのドアホンと併用するタイプもあります。その場合は、音声会話機能はなく、ビデオ機能のみが利用できます。




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