テレビドアホン(テレビインターホン、カメラドアホン)

ビデオカメラ付きのドアホンをテレビドアホン(TV intercom)、テレビインターホン、または、カメラドアホンと呼びます。

テレビドアホンは、ドアチャイム機能、ドアホン機能(音声通話機能)、テレビ機能(カメラによる映像監視機能、映像記録機能)がある防犯製品です。

テレビドアホンは、玄関の玄関子機(ドアホン子機)のカメラで撮影した映像を、室内の親機やモニター子機(副親機)の液晶モニターに表示します。室内から訪問者が誰であるか画像と音声で確認できるので、安心して玄関ドアを開けることができます。初期の製品の画像はモノクロ映像でしたが、最近ではカラー映像が主流になってきました。


玄関に立つ訪問者が建物などの影に入っていると背景のみが明るく、顔部分が暗く写ってしまいます。これを防いで、顔部分を明るく写すための逆光補正機能を備えた製品もあります。

映像は、通常、玄関子機の押しボタンを押してチャイムが鳴ってから、親機に表示・記録されます。

表示される映像は動画ですが、記録される映像は通常、動画ではありません。数秒おきに静止画が記録されるだけですので、撮影のタイミングがずれて、来訪者が移動すると、来訪者の顔が映らないこともあります。静止画のほかに音声も録画できる製品もあります。

室内からは来訪者の画像が見えますが、それに対して、来訪者からは室内の映像は見れません。来訪者は室内の様子は音声でしかわからないため、不審者に対しては威圧効果があります。

室外機の押しボタンを一回押すと映像・音声記録が一定時間行われます。ただし、テレビドアホンの記録容量には制限があるので、頻繁に来訪者があると、記録情報が一杯になり、古い記録情報から少しずつ削除されてしまいます。

防犯効果を考えた場合、音声だけのドアホンよりも、画像監視できるテレビドアホンのほうが効果的です。

ただし、監視カメラとは違い、テレビドアホンはあまり画質がよくなく、監視範囲が狭く、また映像・音声記録の保存期間も短いため、本格的な防犯には向きません。

テレビドアホンは、従来のドアホンと同様に、一般に、目の高さよりやや下の位置に設置します。ただし、設置の位置によっては、来訪者の顔が十分に画面内に入らない場合もあります。

それを防ぐため、設置時に室内の親機から映像を確認し、必要なら、玄関の子機内のカメラの角度を微調節して、来訪者の顔がよく映るように設定する必要があります。

それでも、訪問者の身長が極端に高かったり低かったりすると、監視画面から顔が外れてしまう可能性があります。高級な機種では、このような場合、室内からリモコンでそのつどカメラの角度を変えて、最適な映像を映し出すことができる製品もあります。




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